海洋散骨とは
1991年10月、神奈川県相模灘沖で「葬送の自由をすすめる会」が行った自然葬を皮切りに、徐々に社会的な通念も変化していき、現在では多くの方が海洋散骨・樹木葬・宇宙葬などさまざまな形の自然葬を選んでいます。
海洋散骨トワエでは、個人散骨・合同散骨・代行散骨などの海洋散骨を手掛けているほか、お葬式~火葬~海洋散骨を一括して承ることもできます。
東京・神奈川の海への散骨や費用のことならトワエへ。
2018年3月 9日
1991年10月、神奈川県相模灘沖で「葬送の自由をすすめる会」が行った自然葬を皮切りに、徐々に社会的な通念も変化していき、現在では多くの方が海洋散骨・樹木葬・宇宙葬などさまざまな形の自然葬を選んでいます。
海洋散骨トワエでは、個人散骨・合同散骨・代行散骨などの海洋散骨を手掛けているほか、お葬式~火葬~海洋散骨を一括して承ることもできます。
海洋散骨とはお骨を海に還す「海洋散骨」
「自分が亡くなったときは、山や宇宙に葬ってほしい」「海が好きだったから、海に還してほしい」。葬送のかたちが多様化している現在、このような希望を叶えることのできる方法も多く打ち出されています。
ただし、好き勝手にお骨を撒く(埋める)ことはできません。山の中などは特別な許可がおりた場所でしか撒くことはできませんし、海洋散骨の場合は、漁業などが行われている土地や、陸地からほど近いところでの散骨は避けるべきとされています。ただ、逆を言えば、節度を守り、周囲に迷惑をかけないかたちで行われる散骨自体は問題がないということです。
「最後は自然のなかに還りたい」と考える人にとって、正しい方法で海に骨を撒いてもらうことや、適切な手続きのもと、許可をいただいた山中などを終の棲家にできることは、非常に魅力的な選択肢だと言えるでしょう。
かつては、「亡くなった後の埋葬の仕方」というのは、お骨をお墓に安置することが一般的でした。この考え方は今も息づいていますが、より「その人らしい埋葬のされ方」を選べるようになってきているのです。
海洋散骨の需要が増える社会的背景そもそもなぜ「海洋散骨」という考え方が脚光を浴びるようになってきたのでしょうか。
「自然のなかに還りたいから」という理由も非常に大きいと言えます。また、社会全体が「自分らしい・その人らしい送り方」を考えるようになったため、送り方の選択肢が増えたことも理由です。しかし同時に、海洋散骨が増えた理由は「少子高齢化社会・核家族化」を抜きに語ることはできません。
少子高齢化が進む現在、「墓守」を頼める子孫がいないという状態はそれほど珍しいものではありません。たとえ子どもがいたとしても、遠方に住んでいるなどのケースも多く、最後まで墓の面倒を看ることができなくなっているのです。
墓の維持費がネックになってくる場合もあります。納骨堂の利用や墓じまいも一つの方法ですが、子どもに面倒をかけたくないという気持ちで海洋散骨を選ぶ人も少なくありません。
海洋散骨の種類と費用海洋散骨トワエでは、個人散骨・合同散骨・代行散骨3パターンの海洋散骨プランをご用意していますので、ご本人やご家族のご要望に合ったプランをお選びいただけます。
海洋散骨トワエでは、「お葬式~火葬」と「海洋散骨」をセットにしたプランもご用意しています。全国で「家族葬のファミーユ」を運営する当社だからこそ、実現できたプランと言えます。一度の手続きですべてのお申し込みが完了します。
たとえば「これからお葬式を控えているが、お墓をもっておらず、納骨までのトータルの費用が心配」という方や、「お葬式の喪主はとても疲れるものだから、できるだけいっぺんに納骨(供養)まで手続きを済ませたい」などのご心配・ご不安ごとを解決できるプランです。
詳しくは海洋散骨トワエ0120-828-230までご連絡ください。
2018年3月 8日
海洋散骨トワエでは個人散骨・合同散骨・代行散骨3つの散骨プランをご用意しています。ご希望・ご予算などをお伺いし、ご家族に合ったプランをご提案させていただきます。
このページでは各プランの詳細をご紹介していますが、ご質問やご相談などございましたら、フリーダイヤル0120-828-230、ホームページのお問合せフォームからいつでもご相談ください。
ご遺族様で船をチャーターし、ご希望の日程・時間でゆったりと散骨していただけます。
個人散骨は一番人気のプランです。
葬儀社が母体である海洋散骨トワエでは散骨を大切なセレモニーと捉え、ご家族が気兼ねない時間をゆっくりとお過ごしできる個人散骨をおすすめしております。
料金 | 264,000円~(税込) |
---|
サービス内容写真はイメージです。
■クルーザーチャーター料
雨天の場合や季節を問わず快適にお過ごしいただけるよう、すべてキャビン(室内)付です。またすべての船にトイレが完備されています。冬場はブランケットのご用意もあります。
■桟橋使用料
■散骨進行司会者
セレモニーの進行に関しては、私どもが執り行わせていただきます。ご遺族様はご遺骨をお花と共に海へお還しするだけです。故人様を心おきなくお見送りしてください。
■海への献酒(日本酒)
散骨前に海を清める意味で、日本酒を献酒していただきます。日本酒以外にも故人がお好きだった飲み物を持ち込んで、献酒していただくこともできます。赤ワインなどは船体に色素が沈着する可能性がございますので、ご遠慮いただく場合がございます。
■献花用生花
故人がお好きだった色とりどりのお花を散骨する海に手向けます。茎など水に溶けにくい硬い部分はあらかじめ省いておき、花びらだけを海に撒きます。輪ゴムなどもあらかじめ取り除いておきます。
■海洋散骨証明書
散骨された方のお名前・海へ還られた日時・経度・緯度を記した海洋散骨証明書を作成し、後日お送りいたします。
■オリジナルリーフレット
ご家族の想いを形に残したいとの願いから、乗船される皆様のお名前や、散骨を行う日付・海域・当日の式次第を記入したリーフレットを作成し、乗船時に皆様にお渡しいたします。
■ウェルカムボード
乗船場の入り口にウェルカムボードを設置し、ご家族をお出迎えいたします。
■お手紙・折り紙
水に溶ける便箋と折り紙をご用意しております。当日乗船されたあと、船内で想いを込めたお手紙を書いたり折鶴を折っていただき、一緒に海へお還しいただきます。
■乗船時の記念写真
乗船時に皆様での記念写真をおすすめしています。故人様もきっと微笑んで海を見守ってくれているはずです。
■記録写真(データまたはプリント)
海洋散骨当日の様子を撮影した写真を、後日CDロムかプリントでお送りします。
■船内ドリンクサービス
お茶をご用意しています。冬場はコーヒー・紅茶・日本茶の他、コーンスープなどの温かいお飲み物も用意しております。
■茶菓子
クッキー・キャンディーなどをご用意しています。
その他オプションメニューがございます。
オプションメニューはこちら
散骨ポイントご希望のエリアがあればご相談ください。
東京港 館山沖 横浜港 横須賀 相模湾 湘南 三浦半島沖 小田原沖 駿河湾 伊豆大島沖
個人散骨の費用
散骨ポイント/ 乗船場所 |
最大乗船人数 | 料金 | 追加料金 | |
---|---|---|---|---|
東京港/ 朝潮小型船乗り場 |
最大50名様 | 297,000円 (1~12名まで) |
5,500円/1名 | |
横浜港/ ぷかりさん橋乗船場・大さん橋乗船場 |
最大50名様 | 286,000円 (1~12名まで) |
5,500円/1名 | |
横須賀/ 三笠桟橋 |
最大30名様 | 330,000円 (1~12名まで) |
5,500円/1名 | |
相模湾/ 葉山港 |
最大5名様 | 264,000円 | 設定なし | |
最大8名様 | 286,000円 | 設定なし | ||
相模湾/ 江の島ヨットハーバー |
最大5名様 | 297,000円 | 設定なし | |
最大8名様 | 319,000円 | 設定なし | ||
湘南/ 平塚新港 |
最大8名様 | 330,000円 | 設定なし | |
三浦半島沖/ 三崎港(うらり) |
最大5名様 | 275,000円 | 設定なし | |
最大8名様 | 330,000円 | 設定なし | ||
小田原沖/ 真鶴港 |
最大8名様 | 308,000円 | 設定なし | |
館山沖/ 保田港 |
最大8名様 | 330,000円 | 設定なし | |
駿河湾/ 仁科港 |
最大8名様 | 330,000円 | 設定なし | |
伊豆大島沖/ 波浮港 |
最大4名様 | 437,800円 ※伊豆大島への交通費は含まれません |
設定なし |
注意
キャンセルについて正式なお申し込み後、お客様のご都合でのキャンセルの場合、料金の総額に対し所定の料率でキャンセル料をいただきます。
取り消し日 | キャンセル料率 |
---|---|
30日~8日前 | 20% |
7日~3日前 | 30% |
2日~前日 | 50% |
出航日当日 | 100% |
合同散骨とは、複数のご家族が一緒に大型クルーザーに乗船して行う散骨です。船内に1家族につき1テーブルをご用意します。
ほかのご家族と乗り合わせる形式ですが、行われる儀式・含まれる内容は個人散骨とまったく同じで、費用を抑えられることが最大のメリットです。ポイント到着後、ひと家族ずつ、ゆっくりと散骨をしていただきます。
個人散骨同様、最期のご家族の時間を大切にした、トワエならではの和やかなお別れの時間を提供いたします。
料金(2名) | 132,000円~(税込) |
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サービス内容写真はイメージです。
■クルーザーチャーター料
雨天の場合や季節を問わず快適にお過ごしいただけるよう、すべてキャビン(室内)付です。またすべての船にトイレが完備されています。冬場はブランケットのご用意もあります。
■桟橋使用料
■散骨進行司会者
セレモニーの進行に関しては、私どもが執り行わせていただきます。ご遺族様はご遺骨をお花と共に海へお還しするだけです。故人様を心おきなくお見送りしてください。
■海への献酒(日本酒)
散骨前に海を清める意味で、日本酒を献酒していただきます。日本酒以外にも故人がお好きだった飲み物を持ち込んで、献酒していただくこともできます。赤ワインなどは船体に色素が沈着する可能性がございますので、ご遠慮いただく場合がございます。
■献花用生花
故人がお好きだった色とりどりのお花を散骨する海に手向けます。茎など水に溶けにくい硬い部分はあらかじめ省いておき、花びらだけを海に撒きます。輪ゴムなどもあらかじめ取り除いておきます。
■海洋散骨証明書
散骨された方のお名前・海へ還られた日時・経度・緯度を記した海洋散骨証明書を作成し、後日お送りいたします。
■オリジナルリーフレット
ご家族の想いを形に残したいとの願いから、乗船される皆様のお名前や、散骨を行う日付・海域・当日の式次第を記入したリーフレットを作成し、乗船時に皆様にお渡しいたします。
■お手紙・折り紙
水に溶ける便箋と折り紙をご用意しております。当日乗船されたあと、船内で想いを込めたお手紙を書いたり折鶴を折っていただき、一緒に海へお還しいただきます。
■乗船時の記念写真
乗船時に皆様での記念写真をおすすめしています。故人様もきっと微笑んで海を見守ってくれているはずです。
■記録写真(データまたはプリント)
海洋散骨当日の様子を撮影した写真を、後日CDロムかプリントでお送りします。
■船内ドリンクサービス
お茶をご用意しています。冬場はコーヒー・紅茶・日本茶の他、コーンスープなどの温かいお飲み物も用意しております。
■茶菓子
クッキー・キャンディーなどをご用意しています。
その他オプションメニューがございます。
オプションメニューはこちら
定員に達し次第締め切らせていだたきます。また、予告なく日程や場所などが変更になる場合もございますので、お問い合わせの上でお申し込みください。
散骨ポイント
合同散骨の費用
散骨ポイント | 乗船場所 | 乗船人数2名 | 乗船1名追加 |
---|---|---|---|
東京沖 | 朝潮小型船乗り場 | 132,000円 | 11,000円 |
横浜沖 | ぷかりさん橋乗船場 | ||
相模湾 | 葉山港 | ||
湘南 | 平塚新港 | ||
注意
キャンセルについて正式なお申し込み後、お客様のご都合でのキャンセルの場合、料金の総額に対し所定の料率でキャンセル料をいただきます。
取り消し日 | キャンセル料率 |
---|---|
30日~8日前 | 20% |
7日~3日前 | 30% |
2日~前日 | 50% |
出航日当日 | 100% |
大切なご遺骨をお預かりし、ご遺族様に代わってスタッフがたくさんのお花と一緒に散骨いたします。
個人散骨・合同散骨との違いは、ご遺族が乗船しない点だけで、そのほかは同様に散骨セレモニーを行います。
ご予算が限られている方や乗船がむずかしい方、遠方にお住まいの方などからお申し込みをいただいております。
料金 | 55,000円(税込) |
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サービス内容写真はイメージです。
■クルーザーチャーター料
合同散骨と同じ船を使用して代行散骨を行います。
■桟橋使用料
■散骨進行スタッフ
セレモニーの進行に関しては、私どもが執り行わせていただきます。ご遺族様に代わってご遺骨をお花と共に海へお還しいたします。
■海への献酒(日本酒)
散骨前に海を清める意味で、日本酒を献酒いたします。
■献花用生花
色とりどりのお花を散骨する海に手向けます。
■海洋散骨証明書
散骨された方のお名前・海へ還られた日時・経度・緯度を記した海洋散骨証明書を作成し、後日お送りいたします。
■オリジナルリーフレット
ご家族皆様のお名前や、散骨を行う日付・海域・当日の式次第を記入したリーフレットを作成し、海洋散骨証明書と一緒にお送りします。
■お手紙・折り紙
水に溶ける便箋と折り紙をご用意しております。代行散骨プランをお申込みの場合は、ご希望により事前にお送りいたしますので、想いを込めたお手紙を書いていただいたり、折鶴を折っていただき、代行散骨当日、一緒に海へお還しいたします。
■記録写真(データまたはプリント)
海洋散骨当日の様子を撮影した写真を、後日CDロムかプリントでお送りします。
■ご遺骨とのお別れ
代行散骨をご依頼いただきましたご家族様で、ご遺骨にお別れをしたいという方には、散骨前に「ご遺骨とのお別れ会」を行っていただけます。店舗までのご来店がむずかしい方には、出航前の乗船場でのお別れも行っております。
散骨ポイント
代行散骨の費用
1柱目 | 55,000円(税込) |
---|---|
2柱目~ | 22,000円(税込) |
注意
キャンセルについて正式なお申し込み後、お客様のご都合でのキャンセルの場合、料金の総額に対し所定の料率でキャンセル料をいただきます。
取り消し日 | キャンセル料率 |
---|---|
30日~8日前 | 20% |
7日~3日前 | 30% |
2日~前日 | 50% |
出航日当日 | 100% |
家族(個人)法要クルーズ「散骨をしたあの場所にもう一度行きたい」「海風に吹かれたあの場所で偲びたい」という方向けに、クルーザーを貸しきり、散骨ポイントまでお参りにむかうクルーズです。
東京エリア(18名様まで) | 247,500円 |
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横浜エリア(18名様まで) | 217,800円 |
江の島・葉山エリア(クルーザー/オープンクルーザー) | 148,500円~ |
三浦半島(横須賀)エリア(18名様まで) | 217,800円 |
三浦半島(三崎港)エリア(11名様まで) | 237,600円~ |
湘南海岸(平塚)エリア(11名様まで) | 168,300円 |
料金に含まれるものクルーザーチャーター料(2時間)/桟橋使用料/お参り進行司会者/海への献酒(日本酒)/献花/オリジナルリーフレット/ウェルカムボード/ドリンクサービス(お茶)/茶菓子
セレモニー内容集合→船長挨拶→出航→司会式次第等ご案内→希望により船上セレモニー(法要・偲ぶ会)→故人様へのメッセージ記入など→ポイントにて献酒・献花→リラックスタイム→帰航→解散
合同法要クルーズ合同散骨の実施日にご乗船いただき、あらためて故人様を偲ぶクルーズです。
当日は献酒・献花を行います。
御一人様 | 11,000円(税込) |
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料金に含まれるものクルーザーチャーター料(2時間)/桟橋使用料/お参り進行司会者/海への献酒(日本酒)/献花/オリジナルリーフレット(式次第・散骨について)/ドリンクサービス(お茶)/茶菓子
セレモニー内容集合→船長挨拶 →出航→司会式次第等ご案内 →故人様へのメッセージ記入など→ポイントにて一組ごとに献花 →リラックスタイム→帰航→解散
散骨当日、たくさんのお花を海に浮かべ、明るくなった海にお還りいただきます。
お好きな花や色を指定していただくこともできます。
1家族 | 11,000円(税込) |
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ご遺骨は火葬されたそのままの状態で散骨することができません。そのまま散骨することはマナー上タブーとされています。
海洋散骨を行う前に、ご遺骨をきれいなパウダー状に処理いたします。
パウダー状になったご遺骨を水にすぐ溶ける環境にやさしい水溶性の紙袋に入れたうえで、海にお還しいただきます。
「埋火葬許可証」など、どなたのご遺骨なのかわかる書類と「粉骨同意書」が必要です。
ご遺骨1柱 | 33,000円(税込) |
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2018年3月 7日
散骨に許可や申請は必要か?海洋散骨を考えるうえで、しばしば疑問として挙がってくるのは、「海洋散骨には何か書類や許可が必要なのか」ということです。
現状では、公的機関への書類申請や手続きは一切必要ありません。
日本では散骨に関する直接的な法律はなく、法務省からは「葬送を目的とし節度をもって行われる限り、刑法の遺骨遺棄罪にはあたらず問題はない」という見解が発表されていることもあり、管轄する公的機関がない状態です。
散骨業者に依頼する場合はご遺骨の身元を確認するために、埋葬許可証の提出が必要になることが多く、海洋散骨トワエでもこの書類だけは提出いただいています。
また、「現在はお墓に入れてあるが、墓じまいして海に散骨したい」ということであれば、改葬許可証が必要になることもありますので事前に確認が必要となります。
埋葬許可証についてまず、役所で死亡届が受理されると、火葬許可証が発行されます。この火葬許可証をもって火葬場にてご遺体を火葬することができます。火葬許可証に火葬場からの認印が押され、無事に火葬されたことが明記された状態の書類を埋葬許可証と言います。
書類のレイアウト、手書きか印刷かなどは自治体によって異なりますが、内容は概ね変わりません。火葬当日に骨壷と共に骨箱に入れて受け取る地域と、火葬場または葬儀社の担当から手渡しされる地域があります。
埋葬許可証が見当たらない...という場合は、まずは骨箱に入っていないか確認してみてください。どうしても埋葬許可証が見つからない場合は、死亡届を提出した役所で再発行の申請が可能です。受付窓口や手数料金額は役所によって異なりますので、詳細は役所にお問い合わせください。
トワエでもご相談承りますので、フリーダイヤル0120-828-230までお電話ください。
散骨に関わる法律とは?散骨する際に一番関わってくる法律は、昭和23年5月に制定された「墓地、埋葬等に関する法律」となりますが、法務省では散骨に対し「節度をもって葬送の一つとして行われる限り違法ではない」という見解を出しています。
厚生省でも、「散骨の様な葬送の方法については墓地埋葬法では想定しておらず、法律の対象外である」と述べているようですので、節度(ルールやマナー)を守って散骨する分には問題ないと言えます。
「死体損壊等罪(刑法190条)」も散骨する際に関わる法律となります。条文の中に「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処する。」と明記されているため、遺骨をそのままの状態で散骨すると「死体遺棄罪」となりますが、散骨前に遺骨を一片2mm以下の細かなパウダー状に粉骨し、骨とはわからない大きさにすれば、問題なく散骨していただくことができます。
トワエでも必ず海洋散骨前に粉骨作業を行っていますので、問題なく海洋散骨していただけます。
散骨できる場所・できない場所特に法律で制限されているわけではないですが、海水浴場やマリンレジャースポット・観光地など訪れる人が多い海岸の近くや、養殖場のある周辺海域などは、散骨には適していません。また当然のことながら、個人所有の場所で散骨を行う場合は、その場所の権利者の許可が必要です。
条例で「散骨できる場所」を制限している自治体もあります。静岡県熱海市などでは「海洋散骨事業ガイドライン」が制定され、強制力はないものの、初島を含む熱海市の土地から10km以上離れた海上でのみ散骨を行うよう制限されています。(2018年1月現在)
故人の勝手な判断や、軽い気持ちで行うと大きな問題になったり、マナー違反を指摘されたり罰金が科せられたりします。慎重に臨みましょう。
海洋散骨トワエにご依頼いただければそのような問題なく、海での散骨をしていただくことができます。気になる点などございましたら、フリーダイヤル0120-828-230までご連絡ください。
2018年3月 6日
「海洋散骨」というのは、一般的にはあまり聞きなじみのないものでもあります。そのため、「どのようなメリットがあって、どのようなデメリットがあるのかがわからない」という人も多いのではないでしょうか。
ここでは「海洋散骨を行うことのメリットとデメリット」について見ていきますので、「海洋散骨にしようか、それとも一般的な供養の仕方にしようかどうか迷っている」という人は特にチェックしてみてください。
お金がかからない「お墓を建てるためにはどれくらいの費用がかかるのか」を、考えたことがあるでしょうか。統計によれば、お墓を建てるためにかかる費用は約200万円ということです。葬儀にもほぼ同額がかかりますから、かなり出費が大きいのが現状です。
「すでにお墓がある」という人ならばともかく、お墓を新しく建てようとすると、かなりのお金がかかるのが現状です。しかし海洋散骨の場合は、粉骨費用などを合わせても、この10分の1以下で収まる場合が多いです。
維持費もかからないさらにお寺との付き合いもありませんし、霊園への管理料を支払う義務も生じませんので維持費も必要ありません。
1周忌や各種法事は食事会という形式で行われることが多く、故人の写真を持って親戚一同で語らうといった、ラフな感じで行われています。食事会自体も会費制で行われることが多く、祭祀継承者が出欠確認をとってとりまとめるといった継承者負担もほとんどありません。
「墓参りに行けない!」という心配がない核家族化が進んだこと、自由に住まいを選べるようになったことなどから、「先祖代々のお墓があるところに住み続ける人がいなくなった」というような事情を抱えるご家庭は決して少なくありません。
このため、「家族のだれも地元に残らなかったので、墓守をする人がいなくなってしまう」というような問題も起きています。お墓を引っ越すのも一つの手ではありますが、海洋散骨という選択肢も、この悩みを解決するための手立てとなり得ます。
お寺や霊園が破産しても大丈夫お寺や霊園は総じて安定した運営をしていることが多いのですが、「破産」する可能性もまったくないとは言い切れません。こうした際に一番困るのが、預けてある遺骨を引き取ってほしいと言われることです。
返された遺骨は、その寺の総本山などと相談してほかの受け入れ先を探すことになるのが一般的です。しかしこれは手間もかかりますし、場合によってはお金もかかります。しかし海洋散骨ならば、このような心配はいりません。
墓参りや献花が難しくなる海洋散骨のもっとも大きなデメリットとなります。海洋散骨の場合「海に遺骨を撒く」というかたちをとるため、お墓のように「命日や気分が向いたときにお参りに行く」ということが難しくなりますが、海洋散骨トワエではそのようなデメリットを回避するサービスを提供していますので、ご安心ください。
「遺骨の一部を手元に残す」「遺骨を使ったアクセサリーを作り、いつも手元に置いておく」といったかたちで、お墓参りに簡単に行けないデメリットを回避することができます。海洋散骨トワエでは、ミニ骨壺・ペンダント・リングなど手元供養するためのさまざまな商品のご用意もございますので、ご相談ください。
散骨した故人を偲んでいただくために、トワエでは法要クルーズを行っています。ご家族だけで船を貸切り行う家族(個人)法要クルーズと、合同散骨のときに合わせて行うリーズナブルな合同法要クルーズをご用意しておりますので、年忌法要などにご利用ください。
遺骨を手元に残すのが難しい海洋散骨をするためには、遺骨をパウダー状になるまで砕いて粉骨する必要があります。そして、海洋散骨したお骨は当然手元に戻ってくることはありません。「遺骨を粉々に砕く」ということに対して心理的な抵抗感を覚える人も少なからずいます。
散骨を選択された場合でも、ご遺骨すべてを散骨しなくてはいけない訳ではありません。ご遺族のご意向で少量のご遺骨を手元に残すことも可能ですので、すべて散骨してもよいかじっくりご検討ください。
家族や親戚など周囲の理解が必要海洋散骨は、一般的な供養の形から見ればまだまだイレギュラーなものです。そのため、故人や家族が希望していても、周りからの理解が得られないこともあります。特に上で挙げたように、「お参りすることのできる墓がない」というのは大きなネックとなります。
亡くなった方も、ご自身のことで残された親族・家族同士が仲違いすることは望まないでしょう。事前にしっかりと話し合いをすることが大切です。
2018年3月 5日
海洋散骨を経験したことがある方はまだまだ少ないと思います。ここでは海での散骨が初めての方に、事前に知っていただいた方が良い事柄をまとめましたので、参考にしていただければと思います。
ご用意いただけない場合は、海洋散骨トワエまでご相談ください。
■ご遺骨の身元証明書
火葬・埋葬許可証、死亡届出書、改葬許可証、除籍謄本のいずれかのコピーをご用意ください。
故人様がお好きだった飲み物日本では古来より、亡くなった方を送る際に、その場を清めるという意味でも「日本酒」が用いられます。
日本酒はトワエの各散骨コースに含まれていますが、故人がお好きだった種類のアルコールを持ち込んで海に流すのもよいでしょう。ウイスキーやビールをお持込になる方もいらっしゃいました。
故人がアルコールが好きではなかったというケースでは、無理にアルコールにこだわる必要はありません。コーヒーや紅茶、ジュースなどを用いてもよいです。
ただし、あまりにも多くの量を流してしまうと環境に負担をかけることになってしまいますので、常識的な量で撒くようにしなければなりません。また赤ワインなど船体に色が付着する恐れのある飲み物はご遠慮いただく場合もございます。
手紙・折り紙海洋散骨トワエの各散骨コースでは、水に溶ける便箋と折り紙をご用意しております。
当日乗船後の船内で、想いを込めたお手紙を書いていただいたり、折鶴を折っていただき、一緒に海へお還しいただきます。
(代行散骨プランはご希望により事前にお送りいたします)
故人様がお好きだった音楽(個人散骨コースのみ)「音の記憶」というのは、「その人自身の姿」と密接に結びついています。故人が生前愛した音楽を海洋散骨の際に流すことで、その姿をしっかりと思い出すことができるでしょう。
トワエの海洋散骨では、音楽を聞きながらお見送りすることが可能です(個人散骨コースのみ)。少人数ならば電池式のラジカセなどで、大人数の場合は外部マイクに対応した音楽再生機器で故人をお見送りしましょう。
杓子定規に「葬儀に相応しい曲」を選ぶのではなく、前述したように、「故人が愛した曲」を中心に選ぶとよいでしょう。
CD・DVDは使用できる船が限られますので、事前にご相談いただければと思います。
「葬儀」や「散骨」というと堅苦しい服装をしなければいけない、というイメージがあるかと思われます。
しかし海洋散骨の場合、足場の悪さもあっていわゆるフォーマルな格好では少し厳しいこともあります。このため、スニーカーや動きやすい服を選ぶ方がよいでしょう。
主催者の方は事前に、参列者の方に「普段着で出てほしい」ということを伝えておくようにしてください。
乗船時は、以下の注意事項を守ってください。
散骨の歴史を知る散骨は、実はかなり昔からあった弔いのかたちだとされています。840年には「自分の骨を砕いて、山に撒くように」と天皇が後継者に対して指示をしたとされています。
また、日本最古の歌集である万葉集にも、散骨の記述があるとされています。ただ、この頃の散骨が、現在の散骨のかたちとまったくのイコールであったかと言われると、そこには疑問が残るところです。
このような特例があったとはいえ、「散骨」というかたちは、それほど一般的な弔い方法ではなかったのも確かです。日本では戦後、火葬が一般的であったため、「散骨」はそれほどメジャーではありませんでした。
特に、「お墓にお骨を埋葬する」という文化が根付いていたため、今までは散骨はあまり注目を浴びていなかったのです。一部では「水葬」というかたちで自然に還す方法もとられていましたが、現在の日本においては、この方法は極めて特殊な条件下でなければ許可されていません。
現在では「散骨」も一つの弔いのかたちとして認知されつつあります。上の歴史を踏まえて解説するのであれば、「弔いのかたちが多様化していくなかで、散骨は改めて見直されてきた」というのが現実だ、と解釈するべきでしょう。
また、核家族化や転居なども進み、「お墓を守ること」という概念が薄れつつあるのも、この「散骨」という選択肢に注目を集めさせる要因になったのかもしれません。
散骨に最適な時期や季節は?散骨の時期についてですが、これは明確な決まりがあるわけではありません。ただ、台風の時期などは避けた方が賢明でしょう。「絶対にできない」というわけではありませんが、はじめに予定していた日は海上に出ることができず、別の日に行わなければならなくなるかもしれません。
散骨を行うタイミングに「正解」はありません。そのため、いつ行っても構いません。「お骨を1年は自分の手元においておきたい」と考える人もいれば、「四十九日のタイミングでお見送りをしたい」と考える人もいるでしょう。
また、「夫婦の記念日がこの日だったから、この日にお見送りをしたい」「故人が希望していた日がある」ということであれば、もちろんその日を選んで構いません。「休みがとりやすい日」という理由でもよいでしょう。
大切なのは、しっかりと家族や親族と一緒に話し合って決めることです。
さまざまな散骨の形「海洋散骨」以外にも「散骨」にはさまざまなかたちがあります。
海洋散骨と並んで選ばれやすいのが、「樹木葬」でしょう。「森林葬」などとも一緒に論じられることが多いですが、ここではこの2つは分けて述べていきます。
解釈は人によって多少異なりますが、ここでは「樹木葬」=「樹木の下にお骨を置き、お墓ではなくて木を植える」ということで紹介します。
この方法は、木がそのまま墓標代わりになります。海洋散骨に比べてお参りがしやすいのが大きなメリットです。美しい花が開いているのを見て、故人に思いをはせる人も多いことでしょう。これは「お骨を埋める」という方法ですから、「散骨」にあたるかどうかは微妙なところですが、親和性の高い話題ですからここで取り上げました。
「森林葬」は、ここでは「山にお骨を撒くこと」という解釈の上でお話しをしていきます。
この方法は海洋散骨と似たところがあります。まず、お骨はパウダー状にしなければなりません。そして、周りに迷惑がかからないかたちで散骨する必要があります。また、当然のことながら、土地の所有者に許可を取らなければなりません。さまざまな制約が付きまとう方法ですから、事前の確認が必要です。
宇宙葬や空中から散骨するという方法もあります。ただこれらの方法は選択肢がかなり狭まりますし、海洋散骨や森林葬以上に「お参り」が難しくなります。このため、これらの方法を選ぶのであれば、他の方法以上に慎重な判断が求められます。
「散骨」という方法にはさまざまなメリットがあるものの、注意点もたくさんあります。家族や親族、そして本人の生前の遺志を尊重しつつ話し合って、ベストの選択肢を選ぶようにしましょう。